雪下 岳彦
医師視点からの障害論
順天堂大学 医学部・スポーツ健康科学部 非常勤講師。順天堂大学医学部在学時にラグビー試合中の事故で脊髄損傷となり、以後は車いす生活となる。現在は医師・医学博士として、医学、スポーツ心理学、自律神経研究、栄養医学、および自身の怪我によるハンディキャップの経験に基づき、パフォーマンスの改善、QOL(Quality of Life:人生の質)の向上、スポーツ観戦のバリアフリーについてのアドバイスも行っている。千葉ロッテマリーンズのチームドクターとしても活躍中。
講師歴
2016年03月 | 「バリアフリー社会の実現に向けて」県立浦和高校 人権教育講演会 |
2013年06月 | 「スポーツにおける重症外傷を考える スポーツ心理の立場から」日本スポーツ歯科医学会 |
2012年03月 | 「1. 日米のバリアフリー、2. 認知のゆがみ」瑞江整形外科 |
2011年11月 | 「頸髄損傷の医師からのメッセージ」千葉リハビリテーションセンター |
2007年05月 | 「夢を語ろう」在宅リハビリサポートの会「レッツ」 |
著書・メディア | 「競技場の車いす席、障害者の医師が「診断」…利用者目線で課題指摘」読売新聞、2021 |
講演テーマ
「ハンディキャップを持つ医師として」
スポーツ事故による脊髄損傷を経験後、大学病院に入院しながらの大学卒業と医師免許取得経験から見えてきた、当時の日本社会の生きづらさとアメリカ留学で感じたサポートの充実さ。”障害を持っているから”と諦めてしまう前に…、一歩を踏み出すことの大切さを、経験談を踏まえてお話しします。
「“突然”の事故や病気にどう対処していくか」
誰にでも起こりうる「突然」の怪我や病気…生活が一変してしまった時に、どんな行動をとればいいか?という事を私の経験を通してお話しします。
「バリアフリーな社会~日米を比較して」
バリアフリー先進国のアメリカの現状を日本と比較しながら紹介し、日本のバリアフリーのあり方についてお話しします。特に、アメリカ留学時代に訪れたスポーツ・スタジアムやアリーナでの経験談をお話しします。
対象者:医療・介護に携わる方・学生/障害を持つ方とご家族/ビジネスパーソン/一般市民/スポーツ関係者/自治体